NPO「日本スピーチ・話し方協会」について

日本人は古来より謙虚さや奥ゆかしさを尊び、相手を立てる手段として自分の意思をあまり表に出さないことを良しとする傾向にありました。しかし、国際化が進み他国の人々との交流や競争が日常的になった今、自己の思いをはっきりきちんと声に出して相手に伝えることが大切な時代になってきました。  広く社会生活を営み人間関係を形成するに当たり、仕事や教育の現場で大勢の前でスピーチやプレゼンテーションをする機会が増えています。しかし多くの方が「大勢の前で話すとアガってしまう」「自分の考えを上手に言葉にできない」「スピーチに自信がない」と言われます。 日本の社会が一層国際化する中、これからは日本の人もスピーチやプレゼンテーションなどを他国の人に負けないように上手になる必要があります。人前で堂々と話すには、「その技術を身につけること」と「経験を積むこと」が必要です。 また、普段の生活の中で人と人とのコミュニケーションを円滑にし、自己表現をするために、「話し方」は大切な要素のひとつです。 自己の思いを口に出してはっきりと伝えるためには、声の出し方、自分の思いの伝え方の基礎を学び、それを実践していく必要があります。それらを学べば、さらに自由に楽しい会話をすることもできます。 しかし、ただ自分の気持ちをはっきり言葉にすればいいというものでもありません。相手を傷つけないように、差別発言をしないように、相手を楽しませるように話す技術も磨かなければなりません。  そこでNPO「日本スピーチ・話し方協会」は、多くの方々にスピーチや話し方のテクニックを身に付けて頂き、大勢の前で話す機会を増やす活動をしています。 NPO「日本スピーチ・話し方協会」の活動

  • 「立派な企画を立てても、プレゼンが上手くできないので相手の心に届かない」
  • 「重厚な研究を積んだのに、学会発表がうまくできないので理解されにくい」
  • 「人を教える立場だが分かりやすく話すことがなかなかできない」
  • 「相手と心を通じ合わせた楽しい会話ができない」
  • 「自分の考えを言葉に出してうまく表現できないので、誤解されて辛い毎日を送っている」

など、多くの方々から、話し方やスピーチやプレゼンテーションに不安を抱え、悩んでいるという声をお聞きします。  欧米先進諸国の人たちにはスピーチや話の上手な人が多く、笑いや感動や共感を集める話術が巧みです。多くの先進諸国のでは、小学校・中学校から「スピーチ」の授業があり、子供のときから堂々と人前で自分の考えを話す練習を積み、それを発表する「スピーチ大会」や「スピーチコンテスト」があります。またほとんどの大学に「スピーチの講座」があります。 しかし日本では、小学校・中学校に系統だったスピーチのカリキュラムはなく、各先生が自主的に教えているのが実情です。また日本の大学には「英語を使ったスピーチ講座」や、「留学生のための日本語のスピーチ講座」はあるのに、肝心の日本人のための「日本語のスピーチ講座」はほとんどありません。  多くの方々にスピーチや話し方を上手になって頂くには、組織的にカリキュラムを組んで学び、練習を積み、実践して頂くことが必要です。特定非営利活動法人日本スピーチ・話し方協会は、多くの方々に「スピーチなら自信がある」「人と話すのが得意だ」「人を楽しませる話ができる」と言って頂けるよう活動しております。         

NPO「日本スピーチ・話し方協会」代表  アナウンサー 大橋 照子

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